オデッセイ

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公開ほやほやの「オデッセイ」を観に行ってきました。新年3本目。
水も酸素も通信手段もない火星に取り残された(おまけに怪我までしてる)植物学者が地球に帰るまでのサバイバルストーリー。

完全なるひとりぼっち、ひとりぼっち中のひとりぼっち、太平洋ひとりぼっちなんか目じゃないキングオブひとりぼっちという状況で、人は何を思うか、何ができるか。
こんなところで死にたくない!その一念で一つずつ問題をクリアしようとする姿(勿論失敗もする)、マット・デイモンから感じる根幹にある明るさやユーモアのおかげで悲壮ではなく、彼ならなんとかするんだろうと思えてしまう。これがクリスチャン・ベールだったら??ブラッドリー・クーパーだったら?クリス・プラットだったら???ぜーーーーったい生き残れない。重低音が響く中でうずくまってとりあえず3日は泣いてるか、生きて帰っても廃人状態か、全てを投げ出して筋トレするしかないと思う。
でもマット・デイモンなら違う、ゼッタイ。「彼なら生きて帰れる!」って信じられた事がこの映画の大きな勝因な気がする。マット・デイモンをキャスティングした人にトロフィーあげたい。

火星での奮闘と、寝る間を惜しんで対応するNASAの皆さん、そして地球へ向かうかつてのチームメイト。この3つのパートがそれぞれによかった、様々な国にルーツを持つ人たちが円陣を組むような、手に手を携えるような姿に胸が熱くなった。

音楽の使われ方も秀逸だった。趣味の悪い80年代のディスコミュージック(私は大好き!)が人と人を繋ぐ素敵な役割をし笑いを増幅させ和ませ、火星ときたらボウイ流れるでしょう???の予感的中!素晴らしいシーンに使われていました。大泣き、必至。

胸が熱くなって泣いた。そしてまさかというくらい笑った。火星という場所でなくても目の前にある問題を投げ出さないでひとつずつやり遂げようと知恵を絞ることをしようと思う。
帰り道、人は生きるために生きてるんだなぁとシミジミ考えていたら、エンドロールの「I Will Survive」を思い出し、笑いながら帰った。いやぁー楽しかった。
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by tatsukobb | 2016-02-10 18:33 | 映画