カテゴリ:映画( 18 )

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この半年ずっと楽しみに待っていた映画「キャロル」を観に行きました。

パトリシア・ハイスミスが偽名でしか出版できなかった小説が、色を纏って動き出す。美しい横顔や街や郊外の景色、タクシーの窓の雨粒や舞い散る雪、タバコの煙。トッド・ヘインズ監督の切り取るシーンは細やかで薫りまで映りこちらに伝わるようでした。

1950年代のアメリカ、何不自由なく暮らしているエレガントで美しいキャロルとフォトグラファーに憧れるあどけなさの残るテレーズは出会う。だけど、離婚調停中のキャロルは夫の飾り物の人生ではなく自分自身の人生を見つめている。テレーズはまだ自分の人生が見えず、そのことにも向き合えずにいる。そんな2人が出会って惹かれあい、真に生きようとする物語。
原作では(珍しく原作を読みました)テレーズの視点のみで語られていたけれど、映画では2人が主役になっています。読解力のない私にはキャロルがテレーズを見つめる視線を読み取れなかったけれど、映画では2人の視線がしっとりと重なり合うことで、言葉なんて意味をなさないもののように思える。天から降りてきたようなテレーズが、どう言葉にすればいいのかわからない感情に揺さぶられ、その気持ちにキャロルが応える。だからラストシーン、これから待ち受けることがなんであれ私とあなたなんだという「終わりのはじまり」に嗚咽を我慢して画面を見つめてました。

夫がいて子供がいて、だから妻で母親であるけれど同時に私自身でもある。私は「まるっきりすっかり私」である時間が欲しくて絵を観たり寒いベランダでコート着て珈琲飲んでみたり手芸したり散歩したりして1人の時間を作っている。その中で一番好きな時間が、大きなスクリーンに映し出される映画を観ている時間。馬鹿げてるかもしれないけど私にはとても大切な時間。今日の大切な時間に、この映画に出会えてよかった。
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by tatsukobb | 2016-02-17 21:01 | 映画
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公開ほやほやの「オデッセイ」を観に行ってきました。新年3本目。
水も酸素も通信手段もない火星に取り残された(おまけに怪我までしてる)植物学者が地球に帰るまでのサバイバルストーリー。

完全なるひとりぼっち、ひとりぼっち中のひとりぼっち、太平洋ひとりぼっちなんか目じゃないキングオブひとりぼっちという状況で、人は何を思うか、何ができるか。
こんなところで死にたくない!その一念で一つずつ問題をクリアしようとする姿(勿論失敗もする)、マット・デイモンから感じる根幹にある明るさやユーモアのおかげで悲壮ではなく、彼ならなんとかするんだろうと思えてしまう。これがクリスチャン・ベールだったら??ブラッドリー・クーパーだったら?クリス・プラットだったら???ぜーーーーったい生き残れない。重低音が響く中でうずくまってとりあえず3日は泣いてるか、生きて帰っても廃人状態か、全てを投げ出して筋トレするしかないと思う。
でもマット・デイモンなら違う、ゼッタイ。「彼なら生きて帰れる!」って信じられた事がこの映画の大きな勝因な気がする。マット・デイモンをキャスティングした人にトロフィーあげたい。

火星での奮闘と、寝る間を惜しんで対応するNASAの皆さん、そして地球へ向かうかつてのチームメイト。この3つのパートがそれぞれによかった、様々な国にルーツを持つ人たちが円陣を組むような、手に手を携えるような姿に胸が熱くなった。

音楽の使われ方も秀逸だった。趣味の悪い80年代のディスコミュージック(私は大好き!)が人と人を繋ぐ素敵な役割をし笑いを増幅させ和ませ、火星ときたらボウイ流れるでしょう???の予感的中!素晴らしいシーンに使われていました。大泣き、必至。

胸が熱くなって泣いた。そしてまさかというくらい笑った。火星という場所でなくても目の前にある問題を投げ出さないでひとつずつやり遂げようと知恵を絞ることをしようと思う。
帰り道、人は生きるために生きてるんだなぁとシミジミ考えていたら、エンドロールの「I Will Survive」を思い出し、笑いながら帰った。いやぁー楽しかった。
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by tatsukobb | 2016-02-10 18:33 | 映画
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新年2本目の映画は、パディントン!!
子供の頃から絵本で親しんだ、と言えたら素敵ですが、あーあの赤い帽子にダッフルコートのぬいぐるみのクマさんね、というのが私のパディントンなのでした、残念。

しかし実写にCGのクマさんが出てくるってどうなの??違和感アリアリちゃう??それにクマさん可愛くできてるんかな?という心配は、予告編を見ただけではるか彼方に吹っ飛んでいきました。リアルにクマでもない、でもモコモコした着ぐるみでもぬいぐるみでもない、おまけに声まで可愛い(吹き替え版はどうだか知りません)、うまい着地点!

兎に角パディントンが可愛い!ベン・ウィショーの声が紳士なクマの声にピッタリくるなんて、奇跡みたいです。小さいクマは話すとこんな声をしてるんだろうな、もうこれからみんなベン・ウィショーが吹き替えてくれればいいとさえ思えます。

ロンドンの街で新しい住まいを探す愛らしい「よそ者(それもクマ)」であるパディントンが、ブラウンさん一家に調和をもたらす。それは新しいものと古いものが共存するロンドンそのもののようでした。移民にも優しいんですよ!皆さんいらっしゃい!と言いたいのかしら???

ロンドンの街並も、ブラウン家のインテリアやファッション、映像や音楽の魅せ方も愛らしい。これは大人も子供も楽しめるお話でした。
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by tatsukobb | 2016-01-22 21:21 | 映画
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アラン・リックマンが亡くなりました。声を上げて泣いたのは随分久しぶりだった気がします。
あれからもう一週間がたちました。この間に膵臓癌で亡くなったのだという事もわかりました。そして彼が死を前に遺そうとしたことなどを知って、改めて素晴らしい俳優であったと同時に素晴らしい人だったのだなぁと思いました。そして何より、世界中の人たちから愛されていたという事がわかりました。心に生き続ける、って使い古された言葉が、はじめてしっくりと胸に響いた気がします。

中学生の時に好きになって以来ずっと憧れの人でした。
色々な映画を観て好きになった俳優さんは他にもいます、でも「この人はいつかアラン・リックマンみたいな俳優になるかなぁ」という物差しがいつもありました。でも私が好きなのは「アラン・リックマンみたいな俳優ではなく、アラン・リックマンその人なんだ」とこの一週間ではっきりとわかりました。やっぱり、彼のような人は他にいないんだ、もういないんだと、ただ思うだけで涙が出る一週間でした。

本当に悪役といえるような役は最初だけだった気がします。あとは怯えていたり寂しかったり滑稽だったり、そして愛嬌がありました。面白い役もたくさんあったし、愛を注ぐ人、死してなお思い続ける人、屈しない人、取り憑かれた人、諦めた人、見守る人、歯の天使、青虫など色々な役柄がありました。やわらかくてまろやかな声をして映画の中に閉じ込められています。
怖い顔や厳しい顔をしている役が多かったけど、優しさが滲んでいるように感じたのは、監督した2作に現れているなぁと思います。人を見守る眼差しが、その声みたいに暖かかったから。

20年以上彼の映画を観て彼の発言を読んできたから、自分の死期を見つめ受け入れ、抗うことなく逝ったんだと思う。何の疑いもなくそう思えます。
安らかに眠ってください。そしていつか私の夢の中にジェイミーみたいに甦って背中を押してください。
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by tatsukobb | 2016-01-22 12:22 | 映画
しれっと更新。

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さて、1月半ばにしてやっと2016年1本目の映画鑑賞に行ってまいりました、ギレルモ・デル・トロ監督の最新作「クリムゾン・ピーク」。年始一発目、朝9時にオカルト!素晴らしい幕開き!!
ギレルモ・デル・トロ監督の映画は隅々まで行き届き、貫かれている独自の美意識が魅力的です。それはロボットや怪獣、戦時下の少女の心の不思議な世界、幽霊屋敷とカタチは違えど画面のどこをとっても美しくて、そして同時に物悲しい雰囲気をたたえているのが好きなところです。
そして今回は意匠だけでなくキャストがとても美しいのも魅力的!!見逃せないのです。
ゴシック界の貴公子(って映画秘宝に書いてあった)トム・ヒドルストン、いつも血色が悪いが芯の強さで乗り切るミア・ワシコウスカ、どう考えてもおっかないジェシカ・チャスティン!みんな名前がややこしくって、お美しい!

自立心溢れる小説家志望のイーデスは、10歳の時に亡くなった母親の幽霊を見て以来、目には見えない不思議なものに心を寄せるようになる。父親の謎の死をきっかけにイギリスの準貴族トーマスと結婚することになった彼女は、トーマスと彼の姉ルシールと一緒に、冬になると雪の地表に赤粘土が赤く染み出す「クリムゾン・ピーク」と呼ばれる山頂の邸宅で暮らしはじめます。
ある日、イーディスの前に深紅の亡霊が現われ「クリムゾン・ピークに気をつけろ」と警告します。それはかつて亡霊になった母が言ったのと同じ言葉だった。

今回一番の主役は屋根が抜け落ち枯れ葉も雪も舞い込む邸宅、クリムゾン・ピーク。蛇口を捻れば赤土の混じったお湯が出て、朽ちた壁には赤土が染み蛾が蝶を餌にしている。夜になると呻き声がして、床の軋む音や吹き込む風の音と混ざり合う。地位や名誉が渋とく根付いて住む人を押しつぶすような邸宅が人を狂わせる。この物悲しさがたまらなく美しい。

何度か「うは!」とか「ひは!」とか声を出してしまったものの、外国映画の「来るぞ来るぞ来るぞ…!」っていう間は日本人が思っているよりも短いので(前に何かの映画でも思った、なんだったかしら?)ちょっと表紙が外れてるというか…だから想像してたよりは怖くなく、臨月で観て後悔した「パンズ・ラビリンス」みたいな暫く夢に出てきそうな「人のような生きもの」も控えめでした。
今回はそれより何より、結局人間が一番強欲でおぞましく恐ろしいものよのぉ、ということでしょうか。満足満足。
映画を観終わって表に出ると小雨が降っていて深々と寒く、なんだか映画のエンディングと繋がるようでした。これもまた満足満足。

2016年は真面目に映画日記、更新します!
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by tatsukobb | 2016-01-13 18:12 | 映画
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2015年はひと月に1回映画の感想まとめようと思います。
1月観た映画は4本。
◆ベイマックス 
◆ゴーン・ガール 
◆0.5ミリ 
◆ビッグ・アイズ 

新年1本目の「ベイマックス」は思っていたほのぼのとは違うらしいと
観に行く前に迷ったけど見てよかったなぁ~。
娘ちゃんも楽しんでいたのが嬉しい、やはり世代を超えて楽しめる映画って
いいなぁと思う。
暴走しはじめる主人公ヒロと、「戦闘能力は必要ですか?」と問いかける
ふんわりやわらかいベイマックスとの交流、死んでしまったお兄さん
(ベイマックスの生みの親)の友達や大人たちとの関わりも温かいし
キャラも鮮やかで楽しい。
わかりやすい展開の話しながらも最後ゴッソリ泣かされるという、
自分の「いいお客さん感」に苦笑いしました。

「ゴーンガール」を新年1本目にしなくてよかった。いや、本当に。
ハラハラしたりオタオタしたりワナワナしたりの連続で
終盤かなり胸糞悪いのに何故だか爽快な気分になったりもする。
不思議な映画でした。面白かったなぁ。
続編ができるそうですが、この2人のその後?怖すぎへん??
というよりも今の段階でも怖過ぎて滑稽な感じギリギリのとこあるのに
笑ってしまうような気がするんだけど、どうなるのでしょう。

「0.5ミリ」は姉・安藤桃子による、妹・安藤さくら愛が
爆発する映画だと思ってた。押し掛け介護ヘルパーのサワちゃんが、
出会うお爺ちゃんお婆ちゃんたちを次から次へと元気にしていく!!
な展開を想像していたけど、違った。それだけじゃなかった。
あたり前だけど、違ってビックリした。
産まれてくる命と消えていく命、見過ごされる悪と守られるべき優しさを
両手ですくって見せてくれるみたいだった。
そして監督のその両手をまた包み込むような、安藤さくらの凄まじい存在感。

監督が自分で書いた小説の映画化なので映像が頭の中にあるのだろうけど、
それだけでなくちょっと老成した感じもして、震えた。
映画館がご老人で一杯だったのもなんだか印象的で、
エンドロール中に聞こえる感想(声がでかいよ!!)でも皆さん喜び、
度肝抜かれてて面白かった。今の映画もいいでしょう、と
往年の映画ファンたちに同世代としては誇らしい気持ちにもなったりして
泣きながらも心が躍りました。

「ビッグ・アイズ」1960年代に悲しげで大きな瞳を描き、一大ブームを
巻き起こした絵画「Big Eyes」シリーズの作者ウォルター・キーン。
しかし実際に絵を描いていたのは彼の妻マーガレットだった…。
夫の言いなりになって部屋の閉じ籠って描き続ける妻、
作り話と嘘でまみれながら絵を売り込み富を得ていく夫。
どちらが欠けてもきっと成立しなかった作品たち。
瞳が全て語ると些細な切欠で着想を得た妻の絵が夫の嘘で大きくなって、
渦に巻き込まれていくのを悲しい瞳で見つめる妻が印象的だった。
そして夫役のこれでもかってくらい滑稽なブザマさ。
圧倒的に果てしなくブザマなのに哀れなくらい悲しさのない夫を演じた
クリストフ・ヴァルツって無敵!!

この映画がドンと私の中に残ったのは、やっぱり自分で作ったものに
名前を書けない淋しさがわかる気がしたから。
私が作っているのは芸術ではないし私の名前が書いてなくても私が作ったと
知ってる人がいる。それでいいのに、デザイナーなんて人助けだって
わかってるけど、同時にドキンとする自分もいる。
そんなもやっとしたところを久しぶりに思い出しました。

1月、なかなか充実していたなぁ。2月はどんな映画に出会えるかな。
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by tatsukobb | 2015-02-02 14:53 | 映画
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私の好きな映画10本。無理…10本なんてね。
好きな映画が兎に角たくさん!ありすぎる!!
スゴイ!って思った映画はたくさんある、細分化するとキリがなイ。
映像美!とかカッコいい!!とかそういうのもたくさん。
だけど、どんな映画好きなのか…私が好きな映画ってなんだろう…
なので映画が好きな私の母に「私の好きな映画はこれ!」って見せるなら
ということで、10本選びました。いざ。

ウィズネイルと僕 1987年
愛しい人が眠るまで 1991年
フォーウェディング 1994年
この森で、天使はバスを降りた 1996年
ホームフォーザホリデイ 1996年
オスカーとルシンダ 1997年
マグノリア 1999年
リトルダンサー 2000年
リトルミスサンシャイン 2006年
チョコレートドーナツ 2013年
(制作年順)

月に一度は映画館で映画を観ているけれど古い映画が多い。
20本なら簡単、たぶん。だけどそこから10本にすると、
どんどん最近の映画が消えていく。
基本的に、笑って泣いてケンカして、うまくいったと思ったら
挫折して、でもそれでも顔を上げて歩き出す。そういう話が大好き。
そして何度も繰り返して観たいと思える映画がいい。
悲劇的な最後でも、じんわりと温かくなるようなものがいい。

まず「ウィズネイルと僕」私の青春もいつか終わるんだってさ…って
観終わった時に思ったという事を思い出して苦笑いする。

「愛しい人が眠るまで」幽霊になって現れた恋人が、
キスする前に自分の唇を擦って温めるシーンが好き過ぎる。
アラン・リックマンがこれでもか!ってカッコいい。

「フォーウェディング」邦題では4つの結婚式だけですが、
唯一あるお葬式のシーンが一番好き。Funeral Blues、検索。
思い出し泣きしそうなほど好き。

「この森で、天使はバスを降りた」ずっと昔に観たのに思い出す静けさ。
そして叫び。人の猜疑心って恐ろしい。やるせない気持ちになるのに好き。

「ホームフォーザホリデイ」家族のウザさと愛情がいっぱい。
名優の監督作って期待はずれなものが多いけど、これは別!
ジョディ・フォスター、凄い。監督作は目が離せない!

「オスカーとルシンダ」主人公2人の愛の結晶”ガラスでできた教会”を
オーストラリアの僻地に運ぶという破天荒さがロマンチック。
愛する人のために自分の身を投じる曇りなき純粋さ。
レイフ・ファインズの可愛い役ってこれしか見た事ない!貴重。
そしてエリザベス前のケイト・ブランシェットが良過ぎる。

「マグノリア」もうわけが分からないくらい愛おしい。
憂鬱に張りつめたものがパーッと破裂するような爽快さ。

「リトルダンサー」この映画の場合バレエだけど、夢中になっていく
姿が眩しい、そういうものに出会う喜びを感じる。
親子愛師弟愛、ビリーをとりまく人たちの温かさが好き。
そしてマイケル…大好き。マイケル、何してるのかなぁって思ったりする。

「リトルミスサンシャイン」これもまた家族の話。
家族がトラブルに見舞われながら、ちょっとだけ保ち直すのがいい。
お母さんのこれ以上ないっていうグッタリ顔がたまらん。

「チョコレートドーナツ」決して幸せなエンディングではないのに
明日への希望がある。
アラン・カミングの歌声は励まし赦すような温かさがあって素敵。

そして枠外、いやこれはもうゼロ、私の原点。
私の好きな映画といって欠かせない「サウンドオブミュージック」
もし1本だけ好きな映画をあげるなら間違いなく、迷いもせずこれです。
私が一番最初に好きになった映画、好きになる切欠になった映画だから。
美しい景色と音楽、歌がいっぱい。
今は「何かよいこと」が響いてくるけど、10代は「自信を持って」、
20代は「全ての山に登れ」に励まされていました。
いつも私のそばにある、そばにあると安心な映画です。

これからも好きな映画に出会ったらこの10本も変わるのでしょうか。
どうなんだろう、まだ見続けなければ。
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by tatsukobb | 2014-09-09 20:43 | 映画
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私が映画館に行くのは、頭の中の空想の世界に入り込んでばかり
いられないから、映画館という魔法が詰まった暗い部屋に逃げ込んでいる。
仕事も家事も子育ても友達も全部大事だし自分自身も大事。
大事なことが多過ぎるから息苦しい。その隙間は映画と空想が助けてくれる。

私にとって空想することや妄想することは日常なので、
この主人公を好きになるのに時間はかからなかった。
ウォルター・ミティは、すぐ「ちょっとどこか」に行ってしまう人。
世界の「どこか」へは行った事がなく、どこへも「行けない」と思っている。
人が驚くような経験も体験談は勿論、誰もが経験するような物語も
持ち合わせていない。そんな人が自分の世界から飛び出す。

積み重ねてきたものが簡単に踏みにじられるようなことがある。
そんな世の中は嫌だし、否定していたい。だけど現実に起こっている。
呆気なく奪われてまるではじめから何もそこに無かったみたいに
世の中は回る。なんてことなく回る。
でもそうして放り出されても、あなたを見てくれている人がいる。
そう信じてもいいのかなぁと思った。

大好きな映画に出会いました。
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by tatsukobb | 2014-03-28 01:39 | 映画
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今日は「ウォルト・ディズニーの約束」という映画を観ました。
ディズニーランドもミッキーマウスにも興味はないけれど、
私にとって大好きな歌やシーンが詰まったディズニー映画である
「メリー・ポピンズ」の映画化までの裏側を描くという
この映画をずっと楽しみに待っていました。

ジュリー・アンドリュースと言うと「サウンド・オブ・ミュージック」
の方が有名だし、私も大好きだけど「メリー・ポピンズ」の可愛らしさ、
歌の多様さと突如合わさるアニメキャラというカラフルさは、
比べ物にならないくらいに楽しく、そしてちょっと切ないのがいいのです。
そしてキャラが立ってるのもいい。ジュリー・アンドリュースが演じる
メリー・ポピンズと大道芸人のバートの可愛らしさは勿論、
対照的にバンクス家の皆さんの超現実的な感じもいい。
(こんな可愛くない外人の子供っているんや!って未だに思う)
最高の塩梅なのです。

この映画はそんな私が大好きな「メリー・ポピンズ」の映画に
辿り着くまでのお話。
あのカバンやあの歌、あの巻き尺、オウムの顔が付いた傘や
銀行でのアレコレ、舞い上がる凧…。
色んなシーンのエッセンスがあちらこちらに散りばめられていました。
どんなふうに着地するんだろう、このままだと映画ができないんじゃ
ないかなぁ(そんなわけは無い)と思ったりしたけれど、
兎に角どこもかしこも目一杯にメリー・ポピンズ愛に満ちていました。
だって映画に出てくる人、皆メリー・ポピンズが大好きなんだもん!
もうそれが私は一番嬉しかった。
泣いて笑って感激して考え巡って気持ちがいい映画が大好きです。

昔、エマ・トンプソンを見た時、ジュリー・アンドリュースの
伝記映画とかするならこの人にしてもらいたいなぁ〜
(この人なら完璧なGood eveningって言ってくれるはず!と。)
って勝手に思ってたくらいだったので、違うけど、演じてないけど、
ひとつの映画の中にこの2人のキーワードが並んだというだけで満足。

もしこの映画をご覧になるなら、先に「メリー・ポピンズ」を
ご覧ください。そして何度か歌ってみてください。
そしたらこの映画をとっても好きになると思います。
いや、好きになって欲しいです。
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by tatsukobb | 2014-03-28 01:37 | 映画
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男兄弟のいない家で育ったので、怪獣ごっこには触れずに育ちました。
右手にヒーロー、左手に怪獣を持って戦わせる…人形ごっこの男子版、
未だに仮面ライダーだ、ガンダムだと言っている大人は意味わからん!
(自分はいつまで乙女チックな妄想が好きなのは棚に上げて)と思ってるし
怪獣と恐竜を言い間違えても、そんなんどっちがどっちでもいいわ!と思ってる。
甥っ子が正月に嬉々として仮面ライダーのおもちゃで遊んでいるのを見ても
あー男子はそんな事が楽しいのかい、ふーーんと多分冷ややかな目をしていると思う。

そんな私が「パシフィック・リム」は予告を見ていて驚くほど胸が熱くなったのでした。
どうなん?ロボットとか興味ないのに…胸が熱くなる感じ、手に汗握る感じ!マジか?

マジでした。いや〜間違いなく胸熱な映画でした。それがわかってホッとしています。
まずイェーガー(ロボット)とパイロットが心を通わすんじゃなく、
パイロット2人がペアとなって脳と脳をシンクロさせて戦うというのが胸熱。
右脳左脳の役割をし、一体となって脳味噌丸見え(お互いの記憶、という意味)にして、
どんどん進化していくKAIJU(怪獣)と、もがき苦しみながら戦う。
音楽も良い。最初のもビルスーツ装着を見せていくシーン、
戦いに挑む姿が映し出される度に流れる主題曲はロッキーのテーマ級にアガります。

そしてイェーガーがバッチリ金属であるというのもまた良い。
ガキーン、ジャキーンとぶつかり軋みながら動く姿にただただ魅せられる。
KAIJUは正直どれもあまりわからなかった、色が同じだったし。
先日から見ていたNHKの深海のサメとかダイオウイカとか思い出すような
リアルな雰囲気が不気味さをたたえていた。だけど動きが速すぎる!暗すぎる!
なのでよくわからん分、イェーガーがカッコイイ!となる、それで良い。それが良い。
イェーガーは街や人を守ると言いつつ、ガンガン破壊しながらやっつける、
自分もボロボロになりながらやっつける。胸激熱。
イェーガー、街どうすんの?っていう、ウルトラマン、街壊してるやん?
っていう謎は相変わらずではあるが、その辺は「街は復興するのである」という感じで
とりあえず修めておいて、アメリカ・ロシア・中国・オーストラリアのイェーガーの
お国柄の出た造形、ロシアのパイロットのジョジョ?みたいな風貌なども楽しい。
引退後も語り継がれる英雄イェーガーが日本のものっていうのが格好良くも悲しくもあり。

オープニングからエンディングロールに至るまで胸熱なこの映画はオススメ。
小中学校の男の子は学校から連れてって見せるべき、
そして女の子は馬鹿な男の子を理解するためにも見るべきです。
私も次の正月は甥っ子を温かい目で見られるかもしれない。

あー誰か早く観て!ここで泣いたわ!!っていうシーンを語り合いたーい。
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by tatsukobb | 2013-08-21 20:54 | 映画