<   2014年 03月 ( 2 )   > この月の画像一覧

b0203475_1393493.jpg


私が映画館に行くのは、頭の中の空想の世界に入り込んでばかり
いられないから、映画館という魔法が詰まった暗い部屋に逃げ込んでいる。
仕事も家事も子育ても友達も全部大事だし自分自身も大事。
大事なことが多過ぎるから息苦しい。その隙間は映画と空想が助けてくれる。

私にとって空想することや妄想することは日常なので、
この主人公を好きになるのに時間はかからなかった。
ウォルター・ミティは、すぐ「ちょっとどこか」に行ってしまう人。
世界の「どこか」へは行った事がなく、どこへも「行けない」と思っている。
人が驚くような経験も体験談は勿論、誰もが経験するような物語も
持ち合わせていない。そんな人が自分の世界から飛び出す。

積み重ねてきたものが簡単に踏みにじられるようなことがある。
そんな世の中は嫌だし、否定していたい。だけど現実に起こっている。
呆気なく奪われてまるではじめから何もそこに無かったみたいに
世の中は回る。なんてことなく回る。
でもそうして放り出されても、あなたを見てくれている人がいる。
そう信じてもいいのかなぁと思った。

大好きな映画に出会いました。
[PR]
b0203475_1362893.jpg


今日は「ウォルト・ディズニーの約束」という映画を観ました。
ディズニーランドもミッキーマウスにも興味はないけれど、
私にとって大好きな歌やシーンが詰まったディズニー映画である
「メリー・ポピンズ」の映画化までの裏側を描くという
この映画をずっと楽しみに待っていました。

ジュリー・アンドリュースと言うと「サウンド・オブ・ミュージック」
の方が有名だし、私も大好きだけど「メリー・ポピンズ」の可愛らしさ、
歌の多様さと突如合わさるアニメキャラというカラフルさは、
比べ物にならないくらいに楽しく、そしてちょっと切ないのがいいのです。
そしてキャラが立ってるのもいい。ジュリー・アンドリュースが演じる
メリー・ポピンズと大道芸人のバートの可愛らしさは勿論、
対照的にバンクス家の皆さんの超現実的な感じもいい。
(こんな可愛くない外人の子供っているんや!って未だに思う)
最高の塩梅なのです。

この映画はそんな私が大好きな「メリー・ポピンズ」の映画に
辿り着くまでのお話。
あのカバンやあの歌、あの巻き尺、オウムの顔が付いた傘や
銀行でのアレコレ、舞い上がる凧…。
色んなシーンのエッセンスがあちらこちらに散りばめられていました。
どんなふうに着地するんだろう、このままだと映画ができないんじゃ
ないかなぁ(そんなわけは無い)と思ったりしたけれど、
兎に角どこもかしこも目一杯にメリー・ポピンズ愛に満ちていました。
だって映画に出てくる人、皆メリー・ポピンズが大好きなんだもん!
もうそれが私は一番嬉しかった。
泣いて笑って感激して考え巡って気持ちがいい映画が大好きです。

昔、エマ・トンプソンを見た時、ジュリー・アンドリュースの
伝記映画とかするならこの人にしてもらいたいなぁ〜
(この人なら完璧なGood eveningって言ってくれるはず!と。)
って勝手に思ってたくらいだったので、違うけど、演じてないけど、
ひとつの映画の中にこの2人のキーワードが並んだというだけで満足。

もしこの映画をご覧になるなら、先に「メリー・ポピンズ」を
ご覧ください。そして何度か歌ってみてください。
そしたらこの映画をとっても好きになると思います。
いや、好きになって欲しいです。
[PR]