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2015年はひと月に1回映画の感想まとめようと思います。
1月観た映画は4本。
◆ベイマックス 
◆ゴーン・ガール 
◆0.5ミリ 
◆ビッグ・アイズ 

新年1本目の「ベイマックス」は思っていたほのぼのとは違うらしいと
観に行く前に迷ったけど見てよかったなぁ~。
娘ちゃんも楽しんでいたのが嬉しい、やはり世代を超えて楽しめる映画って
いいなぁと思う。
暴走しはじめる主人公ヒロと、「戦闘能力は必要ですか?」と問いかける
ふんわりやわらかいベイマックスとの交流、死んでしまったお兄さん
(ベイマックスの生みの親)の友達や大人たちとの関わりも温かいし
キャラも鮮やかで楽しい。
わかりやすい展開の話しながらも最後ゴッソリ泣かされるという、
自分の「いいお客さん感」に苦笑いしました。

「ゴーンガール」を新年1本目にしなくてよかった。いや、本当に。
ハラハラしたりオタオタしたりワナワナしたりの連続で
終盤かなり胸糞悪いのに何故だか爽快な気分になったりもする。
不思議な映画でした。面白かったなぁ。
続編ができるそうですが、この2人のその後?怖すぎへん??
というよりも今の段階でも怖過ぎて滑稽な感じギリギリのとこあるのに
笑ってしまうような気がするんだけど、どうなるのでしょう。

「0.5ミリ」は姉・安藤桃子による、妹・安藤さくら愛が
爆発する映画だと思ってた。押し掛け介護ヘルパーのサワちゃんが、
出会うお爺ちゃんお婆ちゃんたちを次から次へと元気にしていく!!
な展開を想像していたけど、違った。それだけじゃなかった。
あたり前だけど、違ってビックリした。
産まれてくる命と消えていく命、見過ごされる悪と守られるべき優しさを
両手ですくって見せてくれるみたいだった。
そして監督のその両手をまた包み込むような、安藤さくらの凄まじい存在感。

監督が自分で書いた小説の映画化なので映像が頭の中にあるのだろうけど、
それだけでなくちょっと老成した感じもして、震えた。
映画館がご老人で一杯だったのもなんだか印象的で、
エンドロール中に聞こえる感想(声がでかいよ!!)でも皆さん喜び、
度肝抜かれてて面白かった。今の映画もいいでしょう、と
往年の映画ファンたちに同世代としては誇らしい気持ちにもなったりして
泣きながらも心が躍りました。

「ビッグ・アイズ」1960年代に悲しげで大きな瞳を描き、一大ブームを
巻き起こした絵画「Big Eyes」シリーズの作者ウォルター・キーン。
しかし実際に絵を描いていたのは彼の妻マーガレットだった…。
夫の言いなりになって部屋の閉じ籠って描き続ける妻、
作り話と嘘でまみれながら絵を売り込み富を得ていく夫。
どちらが欠けてもきっと成立しなかった作品たち。
瞳が全て語ると些細な切欠で着想を得た妻の絵が夫の嘘で大きくなって、
渦に巻き込まれていくのを悲しい瞳で見つめる妻が印象的だった。
そして夫役のこれでもかってくらい滑稽なブザマさ。
圧倒的に果てしなくブザマなのに哀れなくらい悲しさのない夫を演じた
クリストフ・ヴァルツって無敵!!

この映画がドンと私の中に残ったのは、やっぱり自分で作ったものに
名前を書けない淋しさがわかる気がしたから。
私が作っているのは芸術ではないし私の名前が書いてなくても私が作ったと
知ってる人がいる。それでいいのに、デザイナーなんて人助けだって
わかってるけど、同時にドキンとする自分もいる。
そんなもやっとしたところを久しぶりに思い出しました。

1月、なかなか充実していたなぁ。2月はどんな映画に出会えるかな。
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by tatsukobb | 2015-02-02 14:53 | 映画